タクシー事件のシナリオ作成

ロックバンド好きのレポーターに、記事の捏造を依頼しました。
捏造といっても、それは正確な表現ではなく、
実際にあった事実を、過剰に膨らました・・・
とでも言ったらいいか・・


というわけで、タクシー事件が世間をにぎわしました


世間は、広末なにやってるんだ・・と呆れ、
いっぽう、田中麗奈加藤あいは一生懸命頑張っている、
広末は、彼女達を見習え
などと、とんちんかんな意見をもち始めました



また、ちゃんとした学歴をもっているタレントを、
熱烈に要望し始めました。




この世間の流れがあってはじめて
この洗脳工作に一枚からんでいた組織と密接な関係を持つ
菊川、六条が登場することが出来たのです


実力から言ったら、到底、
芸能界で生きていけるレベルではありませんでしたが
なにぶん大衆は、広末に関する悪い噂の洪水によって
脳が麻痺状態になっていましたので、
何も考えず飛びつきました


大衆は、タレントの学歴に、
異常に執着しているようになっていました
ですから、肝心の、彼女の芸能の才能は二の次だったのです


芸能の才能が無くてもいいのですから
そこらへんの二流タレントでも、
まだ汚れてないというだけで
広末よりかなり有利な立場に立てます


あの頃は、タダ同然の仕入れ値で
広末を超えるタレントを、
でっち上げることができる状態だったのです
業界にとって、
なんと都合のよい時代だったことか・・


当たり前ですが、そんな時代は長くは続きません
あっという間に化けの皮ははがれます