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若者>
映画だってそうだよな、いろんな大物がでてるんだよな?
広末涼子>
はい
若者>
監督だって忙しいだろ、時期はずらせないよな
広末涼子>
もちろんです
若者>
残るはコンサートだよな。これは夏休みシーズンだ。
しかも、おさえるのは、お前とバンド仲間だけだ。融通がきく
だけど、コンサート会場だってかなり前から抑えないと無理だろう
ってことは、がちがちだな。これも融通きかないな
何だよ、全部融通きかないじゃん。うーん。
この状況から推察するに、広末が、落ちたときのことを
ぜんぜん考えていなかったとはとても考えられない。
むしろ、落ちたときのことをメインに考えてのスケジュールとしか思えん。
広末涼子>
ですよね・・・仕事を調整するのって、すごく時間がかかるんです。
スケジュールを緩やかに調整して、で、その効果が現れるのなんて
少なくとも二年後くらいからですよ。
だからこそ、最初の数年は、仕事とかけもちでもいい、融通利かなくてもいいから
でも、何年かかってもいいから、頑張っていてみようかな・・っておもったんです。
他の大学じゃ、そんなことできないでしょ、だからここを選んだんです。
若者>
スケジュール二年くらいかけて、徐々に落としていって
で、そのあまった時間、二年くらい勉強して、下準備して
で、普通枠で合格って、そういうことできなかったの?
広末涼子>
そんな長い間準備して、もし合格できなかったらどうすんですか?
不確実すぎますよ。
向こうが今入学させてくれるって言ってくれてるんだから
とりあえず入っちゃった方がいいじゃないですか
二年後に、果たして同じことを言ってくれる大学が
あるかどうかわからないですよ。
とにかく、人生、先のことなんて誰もわからないですよ。
しかも芸能界。
若者>
二年くらい勉強すれば、普通の枠で入れるんじゃない?
広末涼子>
どうして普通の枠にこだわるんですか?
入るという結果を考えれば、どちらも同じことですよ
若者>
ホラ、イメージ的に?
広末涼子>
イメージ?何?どういうこと?